🌼 菊の育て方完全ガイド

秋の代表花!品格ある美しい菊の栽培方法

🌼 菊の基本情報

学名
Chrysanthemum morifolium
科名
キク科
原産地
中国
開花期
10月~11月
育てやすさ
★★★☆☆(中級)

🌱 苗作りと植え付け

挿し芽での増殖

  • 時期:4月~6月上旬
  • 親株の新芽を7~10cm切り取る
  • 下葉を取り除き、挿し木用土に挿す
  • 明るい日陰で約2週間で発根

植え付け

  • 時期:5月~6月
  • 株間30~40cm確保
  • 水はけの良い日当たりの良い場所
  • 植え付け後はたっぷりと水やり

🏠 栽培環境

☀️ 日当たり

日当たりの良い場所。最低6時間の日照が必要。

🌡️ 温度

生育適温は15~25℃。涼しい気候を好む。

🌱 土壌

水はけが良く肥沃な土。pH6.0~7.0が最適。

💨 風通し

風通しの良い場所。病気予防に重要。

✂️ 摘心と整枝

摘心作業

  • 1回目:5月下旬~6月上旬(草丈15cmで)
  • 2回目:7月中旬(草丈30cmで)
  • 3回目:8月上旬(必要に応じて)
  • 摘心により分枝を促し花数を増やす

芽かきと整枝

  • 不要な側枝を早めに取り除く
  • 1本立ちの場合は側枝をすべて除去
  • スプレー菊は先端の蕾を摘み取る
  • 支柱立てで倒伏を防ぐ

💧 水やりと肥料

水やり管理

  • 土の表面が乾いたらたっぷりと水やり
  • 夏場は朝夕の2回水やり
  • 葉にかけず根元に水をあげる
  • 開花期は水切れに特に注意

施肥

  • 元肥として堆肥と化成肥料を施用
  • 月1回、液体肥料を追肥
  • 8月以降はリン酸を多めに
  • 窒素過多は花つきを悪くする

🌙 短日処理(電照栽培)

自然開花

  • 菊は短日植物(日が短くなると開花)
  • 自然では10月~11月に開花
  • 品種により開花時期が異なる
  • 寒菊は12月~1月開花

開花調節

  • 早く咲かせるには遮光処理
  • 遅く咲かせるには電照処理
  • 家庭では自然開花が一般的
  • 開花45日前から短日条件が必要

🌺 主な品種

🌸 大輪菊

直径15cm以上の大きな花。1本立ちで栽培。

💐 スプレー菊

小輪の花が房状に咲く。切り花に人気。

🌻 ポンポン菊

丸い球状の可愛い花形。ガーデン向け。

🏔️ 寒菊

耐寒性があり、晩秋から冬に開花。

🔄 冬越しと株の更新

冬越し準備

  • 花後は地上部を5~10cm残して刈り取り
  • 根元に腐葉土やもみ殻で防寒
  • 鉢植えは霜の当たらない場所に移動
  • 水やりは控えめに

株分けと更新

  • 3~4年に1回株分けで更新
  • 時期は3月~4月
  • 古い株は処分し、若い株を植え直す
  • 挿し芽で毎年更新する方法も

🚨 よくあるトラブルと対策

🐛 害虫

アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシが発生。早期発見と薬剤散布。

🦠 病気

白さび病、べと病に注意。風通しを良くして予防。

🌸 花が小さい

栄養不足や日照不足。適切な施肥と日当たり確保。

🍃 葉が枯れる

水切れや根腐れ。適切な水やりと排水改善。

💡 栽培のコツ

🌸 美しい花のために

摘心のタイミングが重要。遅いと花が小さくなる。

💐 切り花利用

朝早くに切り、すぐに水につけて水揚げを行う。

🎯 品種選び

初心者はスプレー菊から始めると育てやすい。